働くことに思うこと

新大阪で起業した男の顚末まで

会社のお金がない(3回目)

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会社経営にはたくさんのお金がかかる。

当社のような従業員10人未満の零細会社でも、月に300万円くらいは軽く消えていく。

事務所家賃、光熱費、給与に社会保険料、交際費に広告費用。税金は後払いだね。

一番最初にお金が足りないと思ったのは創業するとき。

僕は担保になるような不動産はもっていないけれど、会社を創業するときには結構な自由になる金融資産があったので、何とかなるわと心底思っていた。でも全然足りなかった。(1回目)

 

お金は予期せぬタイミングで必要になる。人生の決断は突然やってくる。またそんなときに限って重なるもので、人に貸したり出資したりしていると500万円くらいは屁のように消えていく。

 

なんとか工面してようやく事務所を借りて、事務機器やデスクを用意して、事業開始の準備は整ったけれど、従業員がいないとお仕事自体を開始できないので、採用していかなければならない。

 っていっても採用する前からお金がかかる。求人媒体の広告費用ってびっくりするくらい高い。僕は正直こんなに高いとは知らなかった。創業したばかりの会社では到底ムリ。

 

必要最低限の経費に目をつぶっていても、目を開ければまたお金がすっからかん。(2回目)

仕方ないので融資を受けることになるのだけれど、借金が嫌いな僕は必要最低限で何とか頑張ろうと思っていた。

 

ようやく従業員たちを増やしてはりきって事業を開始するけれども、台風やら地震やら気に入らない客断ってるとまたまたお金なくなる。(3回目)

 

 ベテランの経営者様たちからはアホやと笑われそうだけれど、僕みたいな新米経営者(素人)は沢山いると思う。経営は規模を問わずお金との格闘で、資金調達方法を知っているのと知らないのでは大違いだといい勉強をした。2年前の自分の耳元で囁いてやりたい。

 

やりたいことに自信があるならば、借金なんて恐れちゃアカンでー。

借金は早いほうがいい。後から借りるのは至難やでー。

補助金助成金をフル活用すれば、超楽チンやでー。

求人広告に高い金払うの無駄。中小企業はハロワとインディードで十分やでー。

 

経営者になれば借金嫌いなんて言ってられない。

 

銀行は相変わらず中小には貸す気ゼロだけれど、 

政策金融公庫はすぐ貸してくれるし、

商工会の融資なんて超低金利

助成金なんて手続きしとけば忘れたころに大金ポイポイ振り込んでくれるし、

あの商工中金だって中小企業に興味深々で超親切。 

  

 リスクを負って成果を得る繰り返しの経営において、お金というファントムを必要以上に恐れてはならない。(だからといって冗費で散財してると嫌われて死ぬ。)

 借金は信用と期待の数値。事業に自信と熱意があるならば、支援したい人や会社は沢山いる。自己資金だけで頑張ろうなんて思わずに早めにガンガン借金した方がよい。僕はいまは開き直って借金を増やしている。挑戦と成長を義務付けられた気楽な経営者になった。 金は無いが賑やかな会社は居心地がいい。

  ちなみに、いまは連帯保証人や担保がいらない借り入れ方法もあるので、万が一失敗したとしても再起不能で死ぬことは無い。昔と違って、チャレンジを繰り返すことができる時代なのだ。どうせ失うものなんてはじめからもってない。起業のチャンスは何度も訪れない。

 

さぁ4回目ものりきるぞ

 

RESUS社会保険労務士事務所

山田 雅人