働くことに思うこと

新大阪で起業した男の顚末まで

中小企業の無駄なこと

 

 

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遅々として進まない働き方改革

 

中小企業は大企業のように無駄をなくすために必要な専門機能が備わっていないので偉い人に誰も指摘してくれず、長時間労働化している面が大きい。

 

今すぐ取り組むことのできる働き方改革。中小企業の働き方改革は先ず断捨離から。経営者はぜひ参考にしてもらいたい。

 

【本日の無駄4選】

①無駄な会議

②無駄な飲み会

③無駄な節約

④無駄な事務手続き

 

常に顔を合わせているほど狭い事務所なのに、なぜか会議をする会社が多い。

 

常に顔を合わせているのだから必要性を感じないが、格式ばった会議で議事録をせっせと書いて、結局上司たちの自己満足で終わっている。

 

はっきりと、会議参加者に会議の必要性を具体的に聞いてみるといい。

 

顔を合わせているのだから、隙間時間などを合わせてお茶しに行ったり、茶菓子でも食いながら無駄話と合わせて仕事の話を少しする程度のほうが、よっぽど有益でメリットが大きい。メリットの大きさがわからないのなら、一度会議を廃止して、茶会に変更してみるといい。

 

飲み会も同様であるが、大体の社員たちは飲み会を喜んでいない。今時1000円ちょっと出せば突然ステーキが出てくるお店もあるのに、安い飯をおごってもらったくらいで喜ぶ人間は少ないことに気づかなければならない。

 

大体、酒を飲むことで新しいアイデアが湧くことは幻想で、酒を飲まない人間や、飲食店が嫌いな人間まで無理やり連れていくこと自体がハラスメントであるが、無理やり連れて行っている感覚が上司にはないのが不幸で仕方がない。

 

少なくとも、小企業で部署の選択ができない企業では上司の命令には従うしかないのだから、せめて飲み会などという無駄な時間を使わせるのだけはやめてあげよう。

やたら飲みにつれて行ってくれと可愛いことをいう後輩もいるだろうが、それも社内営業の一環なので勘違いすることの無いようにしてほしいのだ。(社交辞令というやつ)

 

それから、節約自体が無駄なことも多い。

例えば、裏紙を使ったりする紙の再利用と、廃棄手続きの無駄だ。

労働者の時間を使っているという感覚がないので、一枚1円のコピー用紙を集めて必死で備品の節約を行い、何時間もかけてシュレッダー作業を行っている。ところで労働者の時間は無料なのだろうか。

 

労働者の時間は無料ではない。作業時間中も賃金の支払い義務がある。そんな無駄な作業を行ってよいのは大企業だけで、生産性の最大化をしなければ淘汰される中小企業においては徹底的に無駄を排除しなければならない。労働者の生産時間は有限なのだ。

 

社内事務手続きも無駄が多い。

 

大企業の真似事で、有給休暇取得申請書、日報、営業報告書、会議議事録、数え上げればきりがないほどたくさんの書類があるが、必要なのはごく一部だけで、ほとんどが必要ないものか、または電子化できるものばかりだ。

 

アイフォン一つで完了できるものなのに、わざわざ書類を用意しているというのは、労働者に対するいやがらせなのだろうか。

サイボウズやチャットワークやスラックなど、優れた会社がクラウド型コミュニケーションツールをせっかくタダで使わせてくれているのに、使わないのはなぜだろうか。

 

日報なんてはてなブログとかでグループ化しときゃいいじゃねーか。

スマホでパパっと書けるのだから。

 

ちなみに、始末書などの一部を除き、事務書類提出を義務づけることは会社の勝手だが、その作成時間も労働時間として、賃金支払い義務があることを理解しておかなければならない。労働者の労働時間はタダではない。

 

ITツールを活用して作業効率を最大化することも当然必要なことではあるが、今行っている作業の無駄を素直に洗い出しすることのほうが効果的だったりする。

 

毎日のルーチンワークに無駄がないか、労働者たちに合理的に必要性が説明できないものはすべて無駄なので、せっかくなので必要か聞き取りを行ってほしい。

 

大半の組織は変化を嫌がるが、生き残るのは変化に適応できた組織だけなのだ。劇的に変わるならそれは恥ずかしいことではなく、多数の会社から一歩踏み出したこととして、誇らしく思ってもよいと思う。

 

最後にもう一度。労働者の時間はタダではない。

 

 

RESUS社会保険労務士事務所

山田 雅人

yamada@resus.co.jp